1面コラム 潮の響=連休に世界ジオのジオサイト巡りを

2018年04月28日

 周囲200メートルほどの「天空の池」は、標高千メートルを超える西天城・猫越[ねっこ]岳の山頂付近にある。かつて火口湖といわれたが、火口は既に浸食で失われ、溶岩がつくるなだらかな斜面の上にできた池だ

 ▼伊豆半島の成り立ちからみると、猫越岳は他の天城連山同様100万~20万年前の「陸上大型火山の時代」に形成された。天城峠から達磨山へと続く伊豆山稜線歩道上に位置し、最短でも車が止められる仁科峠から1時間余り歩く

 ▼好天に恵まれた先週日曜日、久しぶりに訪ねた。池は一時干上がったこともあるというが、満々と水をたたえていた。モリアオガエルの産卵はまだ早く、白い卵塊はみられなかった。新緑が目にまぶしく、周囲にはマメ桜やアセビの花が咲いていた

 ▼そして、池のほとりにはベンチとともに、ジオサイトの立派な解説板があった。「こんな人里離れた山奥のジオサイトも決して軽視しない」といった伊豆半島ジオパーク推進協議会の熱意が感じとれた

 ▼アウトドアには絶好の季節を迎え、きょうから大型連休。幹線道路の渋滞や行楽地の混雑を避け、のんびりと半島内のジオサイトを巡るのもいい。世界ジオパークの仲間入りを果たした喜びと誇りをかみしめながら…。

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