1面コラム 潮の響=友好と復興支援の旅

2018年04月24日

 愛嬌のある面を着けて軽快に踊る「ひょっとこ踊り」は、福島県郡山市の郷土芸能の一つ。熱海梅園の梅まつり期間に毎年催される同市・磐梯熱海温泉のキャンペーンで目にしているが、ご当地の宴席での踊りはひときわ盛り上がった

 ▼熱海市観光協会が先日、1泊2日で実施した「復興支援と友好の旅」では、姉妹提携を結ぶ同温泉観光協会との交流会で踊りが披露された。疲れた踊り手が面を外して酒を飲む姿もユーモアたっぷりだった

 ▼踊り手の一人、橋本孝吉さん(70)は「踊りのおかげでいろいろな人と会える。つらい仕事でも踊ることを考えると笑顔になり、つらさを忘れる」とお国言葉で語り、リクエストに応えて民謡「会津磐梯山」を歌った。飾らないもてなしがうれしかった

 ▼旅は東日本大震災と原発事故の影響で風評被害を受ける姉妹協会を支援しようと、回を重ねている。郡山市の関係者からは「復旧復興は進んでいるが、風評被害は今も残っている」という話を聞き、周辺観光の途中で放射線量を記した電光掲示板も目にした

 ▼来年、提携から30周年を迎える。“海の熱海”の関係者は節目の交流計画を温める。友好の輪を広げ、“山の熱海”の復興支援へとつなげたい。

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