1面コラム 潮の響=旅先での出会い

2018年03月27日

 旅先での出会いと交流は楽しく、余韻が残る。先日、休暇を利用して、日本三大古泉の一つで太閤秀吉が愛したという兵庫・有馬温泉へと出掛けた

 ▼観光スポットの炭酸泉源公園で、地元の女性と出会った。炭酸水を料理に使うためにしばしば汲みに訪れると言い、水をためていたペットボトルのキャップに炭酸水を注いで試飲を勧めてくれた。別れ際に「有馬を楽しんでいってくださいね」。その言葉がうれしかった

 ▼宿泊先の浴場では、日帰り入浴の学生と会話が弾んだ。浴槽に入る前にたっぷりとかけ湯をして温泉に体を慣らすといい―といった仕事を通じて得た知識を伝授。「温泉に詳しいですね」と言われ、「熱海で働いているから」と口調に自慢が交じっていることを自覚しつつ答えた

 ▼熱海温泉は徳川家康が愛し、将軍への御汲湯[おくみゆ]が行われたこと、熱海・伊豆山温泉の走り湯が日本三大古泉の一つだということもアピール。折に触れ各地の名湯を訪ねているという学生に「ぜひ熱海に来て」と力を込めてしまった

 ▼休暇明け、街で見掛ける行楽客に、熱海での出会いを楽しんでほしいという思いをあらためて抱く。機会を捉えて「熱海を楽しんでいってください」という言葉を掛けたいと思う。

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