1面コラム 潮の響=東京五輪・パラ、伊豆市ではどんなドラマが

2017年12月21日

 戦争で中止となった1940(昭和15)年の東京を除き、これまで日本では3回、五輪が開かれた。夏季は64(同39)年の東京、冬季は72(同47)年の札幌、98(平成10)年の長野だ。どの大会が記憶に残っているだろうか

 ▼17日付の読売新聞別刷り「名言巡礼」は「虹と雪のバラード」だった。札幌五輪を盛り上げるためNHKが詩人河邨[かわむら]文一郎さんに作詞を依頼したという。人気フォークデュオ「トワ・エ・モワ」が歌った名曲だ。当時、毎日のようにテレビ、ラジオなどで流れた

 ▼紙面の見出しになった「町ができる 美しい町が…」のフレーズは印象的だった。札幌には五輪をきっかけに、競技場ばかりでなく、道路網・地下鉄が整備され、市街地には地下街ができたことを後に知った。歌詞の通り、町が発展していった

 ▼2020年東京五輪・パラリンピック自転車競技の一部が伊豆市で開かれる。高度経済成長期の札幌と比ぶべくもないが、道路改良などが進み、世界的リゾートへの飛躍が期待されている

 ▼札幌五輪後、フィギュアスケート銅メダルのジャネット・リン選手(米国)が、選手村に残した落書き「ラブ&ピース」が話題になった。伊豆市ではどんなドラマが生まれるのだろうか。

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