1面コラム 潮の響=小野市政、対話重視で

2017年11月29日

 一騎打ちの激戦を制し、小野達也氏(54)が伊東市長に就任してからちょうど半年。感想を求めると「あっという間だった。ようやく、政務に落ち着いて取り組んでいく心構えができてきた」と振り返った

 ▼伊東市を揺るがす大きな問題になっている八幡野地区の大規模太陽光発電施設(メガソーラー)建設計画への対応、選挙公約に掲げた地域住民の意見を吸い上げる「タウンミーティング」、若い人の声を聞く「未来ビジョン会議」など、多忙な日々が続いているに違いない

 ▼そのタウンミーティング、未来ビジョン会議だが「各団体や市民から多くの意見、要望が寄せられた。市民の意識が変わってきた表れだと思う」と手応えを感じている様子。来年度の予算編成も「従来通りではなく、民間や若手職員の意見を反映させ、メリハリを付けていきたい」と意欲を見せる

 ▼意見に耳を傾けてくれ、前向きな回答があれば、市民は実現を期待する。ただ、予算額は限られている。どう取捨選択をするのかは市長の判断に委ねられる

 ▼時には厳しい決断を迫られ、優先順位で見送らざるを得ない事業も出てくるだろう。その際は丁寧に説明することが大事だ。対話こそが小野市政の持ち味だからだ。

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