1面コラム 潮の響=グレーゾーン

2017年11月17日

 文部科学省の2014年の調査によると、全小中学生に占める特別支援学校に通う児童・生徒は0・67%、特別支援学級は1・84%、通級指導を受けているのは0・82%となっている。一方、普通学級に在籍し自閉症や学習障害、注意欠陥多動性障害など発達障害の可能性がある子どもは6・5%程度で、増加傾向にある

 ▼親戚、知人にも自閉症、多動性障害の子がいる家庭がある。知能に問題はなく普通学級に通わせているケースもあるが、級友の無理解などさまざまな問題に直面し、両親と本人の苦悩は絶えない

 ▼熱海市教育委員会が来年度、発達障害の未就学児と児童・生徒の支援に向けて、保育園を含む学校現場に派遣する臨床心理士の活用充実を図る。学校訪問日数を現状の2倍以上に拡充する。発達障害を早期に発見し、適切な療育を行う体制を整える

 ▼担当者によれば、学校現場で最も対応に苦慮しているのが発達障害が疑われる「グレーゾーン」。誤った接し方や指導により子どもが適応障害に陥る恐れもあり、保育士や教員の心的負担は増大しているという

 ▼市教委の対応は朗報だ。一方で、同じ社会で手を携え共に生きていくために、障害者福祉の教育充実も求められている。

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