1面コラム 潮の響=伊豆分断のままの選挙区

2017年10月11日

 衆院選がスタートした。伊豆が選挙区となる静岡5区と6区は、ともに希望の前職に自民と共産の候補者が挑む構図が確定した

 ▼この二つの選挙区は以前から指摘されているように、伊豆が分断されたままという問題を抱える。伊豆の国市に至っては一つの市の中で、旧伊豆長岡町は5区、旧韮山・大仁町は6区とに分かれる

 ▼3町が合併したのは2005年。当時、合併、市長選と慌ただしく取材したことを思い出す。新市の船出を見届けた一人として、誕生から10年以上が過ぎた今も、一つの市に二つの選挙区が存在することに納得がいかない

 ▼伊豆半島ジオパークをきっかけにした市町交流の活発化や伊豆担当副知事の就任など県によるてこ入れもあり、伊豆は一つにまとまりつつある。半面、「伊豆は一つ」と声高に叫んでも、この区割りのままでは「本当に伊豆は一つなのか」と、国の姿勢に疑問を抱かざるを得ない

 ▼景気にしても、国は「緩やかに回復している」と言うものの、リアルタイムで波及してこないため、地方では全く実感できていないのが実情ではないか。今回の選挙は話題に事欠かないが、伊豆住民としては各党の地方創生への取り組みをしっかりと見定める必要がある。

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