1面コラム 潮の響=世界終末時計

2017年09月14日

 「世界終末時計」をご存じだろうか? 核戦争や環境破壊などによる人類滅亡(終末)を午前0時とし、終末までの時間を、おおむね45分~0時の間で象徴的に示す絵の時計だ

 ▼広島、長崎への原爆投下から2年後の1947年に米国の科学誌が表紙絵として創作した。以後、定期的に「時刻」の修正をしている。これまで最も「分針」が進んだのは米ソ両国が水爆実験に成功した53年の「2分前」、最も戻ったのは冷戦が終結した91年の「17分前」だという

 ▼近年では、オバマ米大統領の核廃絶運動で2010年に「6分前」、福島第1原発事故などにより12年に「5分前」、核軍備競争などで15年に「3分前」、そして今年1月、トランプ米大統領の核廃絶などに消極的な発言で「2分30秒前」になった

 ▼北朝鮮の核をめぐり「危機」が起きている。大陸間弾道弾が上空を通過するなど、日本にとって現実の脅威だが、われわれ伊豆地区の住民は、日本海側に住む人ほどの危機感を抱いていないのが正直なところ。万一の場合、どう行動すべきかは確認しておきたい

 ▼もし極東終末時計があれば、分針は2分前より進んでいることだろう。北朝鮮問題が「有事」に進展せず、一日も早く終息するよう切に願う。

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