1面コラム 潮の響=熱海での出会いが生んだ挑戦

2017年08月29日

 IT用語では「シェア」は「分かつこと」や「共有すること」を意味するのだという。熱海の町づくりにおいてキーワードの一つのように思える

 ▼中心市街地の銀座通りに、シェアオフィスに続いて今夏はシェア店舗が誕生した。町づくり会社が運営していたカフェが移転した後の空き店舗に、ジェラート専門店とカフェ・バールがオープンしたのだ

 ▼ジェラート店を出したのは、都内でピザ店を営む牧之原市出身の太田賢二さんで、支援するサッカークラブ代表者の紹介もあり、熱海の地を選んだ。その際、相談に応じた市担当課の職員の“前のめりな姿勢”に感動したという

 ▼バールを出店した加藤麻衣さんは、脱サラして開業のために移住した。7年前から熱海と関わり、やりたいことのために生きる人たちに出会い「熱海にいる人が好きだから、熱海で店をやろうと思った」

 ▼ともに30代、熱海での出会いをきっかけに新たな一歩を踏み出した。地元の人たちの熱い思いが“シェア”され、2人の決断を後押ししたのではないか。銀座通りではシェアハウス開設の準備が進む。さまざまな人が空間と時間を共有することで、つながりが広がる。その中で新たな挑戦が生まれることを期待したい。

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