1面コラム 潮の響=プロテストソングだったフォークソング

2017年08月07日

 「反戦」「ゲリラ」「メッセージ」…。今から半世紀ほど前、産声を上げたばかりの日本のフォークソングの、前後に付いた言葉だ。フォークは元来、政治的なプロテストソング(抗議の歌)だった。それが時代とともに、テーマが青春、友情、男女の出会いや別れなどになり、呼び名もニューミュージック、Jポップへと変わった

 ▼名曲「神田川」で知られる元かぐや姫のシンガー・ソングライター南こうせつさん(68)のインタビュー記事が、読売新聞に「時代の証言者」シリーズとして連載されている。「青春のフォーク」が生まれる背景などが興味深い

 ▼記憶をたどると「神田川」のヒットは1973年で、筆者は中学3年生。前年、連合赤軍あさま山荘事件があり、吉田拓郎さん、井上陽水さんらが脚光を浴び始めたのもその頃で、フォークが変わる“節目”だったのが分かる

 ▼大学に入学した77年、既に学生運動はほとんど見られず、メッセージソングが歌われることも少なくなっていた。今の若者はそんなフォークの歴史は知る由もないだろう

 ▼南こうせつさんが出演するコンサートが10月13日、伊豆の国市で開かれる。先ごろチケットを購入した。同年代の皆さんと青春の名曲を楽しみたい。

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