1面コラム 潮の響=頑張った日大三島ナイン

2017年07月31日

 甲子園への道はなぜこんなにも険しいのだろう。毎年夏は、必ず県内から1校が出場できるのに、伊豆地区の高校は1995年の韮山以来、22年間も遠ざかっている。それほど険しいからこそ、魅力ある輝かしいステージであるに違いない

 ▼26日に行われた第99回全国高校野球選手権の静岡大会決勝、伊豆地区のファンは誰もが日大三島の優勝を夢見て観戦したことだろう。結果は皆さんご存じの通り。大雨のため七回表で約3時間にわたり中断した。できれば良いコンディションの下で試合をさせてあげたかった、との思いは残る

 ▼選手たちはよく頑張った。序盤の大差にひるむことなく果敢に攻め、試合再開後は毎回得点。89年以来28年ぶり優勝への執念を感じ、見ていて目頭が熱くなった。改めて拍手を贈りたい。来年の第100回記念大会につながる決勝戦であったと確信している

 ▼優勝した藤枝明誠は、伊豆から遠い存在に思えるが、熱海の校長を務め、熱海市教育長になった勝沢要さんが校長を経験した学校で、少なからず縁がある。初の甲子園では快進撃を見せ、旋風を巻き起こしてほしい

 ▼全国大会の組み合わせ抽選は8月4日午後4時から、開会式は7日午前9時から行われる。

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