1面コラム 潮の響=熱戦続く高校野球

2017年07月23日

 コンバットマーチや「狙いうち」「タッチ」「さくらんぼ」「紅」…。高校野球の応援で使われる定番曲だ。今年も取材の際、軽快なリズムを何度も耳にしている

 ▼15日の浜松市立―伊豆総合。伊豆総合は五回終了時点で4点リードしていた。伊豆総合勝利の予定稿を書き始めたが、七回に追いつかれて延長戦に入り、延長十二回、約3時間半の激闘の末に敗れた

 ▼取材した試合ではないが、三島北―熱海は26―0の五回コールドで三島北が勝った。熱海は部員がぎりぎり9人の上、大半が1年生。大敗は悔しいだろうが、3年生は集大成の試合に出場できたことを良い思い出にしてほしい

 ▼17日の富士球場では、試合の合間に大会関係者が「シード校の磐田東が大量リードされている」と他球場の話題で盛り上がっていた。磐田東は三回に一挙10点を失う苦しい展開。しかし徐々に追い上げ、最大12点差をひっくり返す大逆転劇を演じた

 ▼高校野球のコールドゲームの条件は、五回終了時以降で10点差以上、七回終了時以降で7点差以上だ。決勝戦や甲子園では適用されない。大逆転はめったに起きないが、選手や応援団は最後まで諦めずに戦う。もう少し条件を“厳しく”変更しても良いと感じる。

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