1面コラム 潮の響=「はやぶさ2」飛行順調

2017年07月18日

 重大なトラブルに見舞われながらも7年間約60億キロの旅を終え、世界で始めて小惑星イトカワからサンプルを持ち帰った探査機「はやぶさ」の感動から7年が過ぎた。先日、ニュースで久しぶりに名前を聞いた

 ▼後継機「はやぶさ2」の話題で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が「飛行は順調」と発表した。2014年12月に打ち上げられ、15年12月の地球スイングバイ(重力ターン)を経て飛行を続けており、18年6、7月ごろ小惑星「りゅうぐう」に到着する見通し

 ▼「はやぶさ」と同様、サンプルを採取し20年末ごろ地球に帰還する予定というが、発表するJAXA准教授らの表情が、わが子の活躍を話す父親のようで印象的だった。探査機開発・飛行に深い愛情で取り組んでいる様子がうかがえた

 ▼JAXA研究者は伊豆地区でも講演活動などをしている。5月13日には函南町の月光天文台で春山純一助教が「月の縦[たて]孔[あな]」について解説し、宇宙への興味をかき立てた。講演を聴いた子どもの中から、宇宙の謎解明に取り組む科学者が生まれたら素晴らしい

 ▼以前、政府の事業仕分けで「なぜ2番じゃ駄目なんですか」と言った政治家がいたが、科学技術は1番を目指さなければ意味がない。

各地の最新の写真
伊東
「マンタの壁画、再整備を」 原画描いた内田さん、伊東市へ要望
下田
9、10日に松崎海岸でSUP交流大会 海上散歩、BBQも
中伊豆
迫力の70メートルナイアガラ 弘法大師奉納花火―修善寺
熱海
サザエつぼ焼きに舌鼓 伊豆山温泉で祭り―熱海

最新写真特集

伊豆のひろば投稿
伊豆パワースポットめぐり
伊豆新聞とイズハピが贈る伊豆の観光情報紙 伊豆のとっておきの春時間を満載(PDF)