1面コラム 潮の響=コンビニ交付

2017年05月05日

 熱海市が来年度から住民票の写しや戸籍などのコンビニ交付サービスを始める。全国のコンビニで夜間、休日を問わず利用できる新サービスで、伊豆地区では伊豆の国市と沼津市が先行している。高齢化率が高く、坂道の多い熱海では市民に喜ばれるだろう

 ▼電気、ガス、電話といった公共料金をコンビニで支払う人は少なくない。最近は現金自動預払機(ATM)の利用も当たり前。生鮮食品を扱う店舗すら登場し、ますます便利で存在感を増している

 ▼身近なコンビニとともに急速に普及しているのがスマートフォン。電話とメールなどによるコミュニケーションはもとより、日々のニュースや情報の入手、買い物、契約、投資までできる。「スマホがなければ時間をつぶせない」「不安」と語る依存症は増えている

 ▼筆者も生活や仕事にフル活用している一人だが、家に帰って家族に目を向ければ、同じ部屋でそれぞれにスマホを操作し、会話がないことも。便利さの代償は小さくないことを垣間見る

 ▼コンビニ交付は店内の端末で画面のガイドに従ってボタンを押すだけ。そこには役所の職員も、店員も介在しない。ネット社会、デジタル時代の人間関係の希薄化、顔の見えない無機質なやり取りを少し怖く思う。

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