1面コラム 潮の響=新婚旅行でにぎわった伊豆

2017年04月28日

 幕末の1866(慶応2)年、坂本龍馬が、妻のお龍と現在の鹿児島県霧島市に出かけ約1カ月過ごしたのが、日本最初の新婚旅行とされる。寺田屋事件による傷を温泉で癒やした後、周辺を歩き、高千穂峰登山も楽しんだらしい

 ▼龍馬夫妻の「新婚旅行」からおよそ100年後の1967年、本紙は「新婚さんがどっと」と伊豆のにぎわいを伝えている。春と秋の挙式シーズンには、多数の新婚カップルが伊豆半島を訪れていた。記事によると、同年3月26日は大安と日曜日が重なり結婚ラッシュとなった。今では信じられないが、2日後の28日に1300組が東海バスの定期遊覧観光バスに乗車を申し込んだという

 ▼伊東から伊豆東海岸を南下して下田、石廊崎まで行き、天城峠を越えて修善寺に行くルートなど九つのコースがあり、新婚さんを運ぶために79台のバスが動員された

 ▼熱海は西の宮崎と並んで新婚旅行先として人気を集めていた。その後、新婚旅行先は海外が中心となっていったが、昨今、熱海が見直されているという話も聞く

 ▼40、50年前に訪れた人たちは、定年後の旅行を楽しむ世代になった。当時よりも魅力的な観光地になっている、と思ってもらえる伊豆半島でありたい。

各地の最新の写真
伊東
ヨット・伊豆高原ビール杯 伊東沖で14艇―サンライズマリーナ
下田
観光列車運行合わせ伊豆急下田駅 待合室をリニューアル
中伊豆
県内外の小学生22人、砂金採りの腕競う 土肥金山で大会―伊豆
熱海
奉仕者37人が顔合わせ 今宮神社例大祭―熱海

最新写真特集

伊豆のひろば投稿
伊豆パワースポットめぐり
伊豆新聞とイズハピが贈る伊豆の観光情報紙 伊豆のとっておきの春時間を満載(PDF)