佐佐木信綱祭短歌大会 熱海中生、信綱作詞の旧・現校歌斉唱

熱海版 2019年06月10日

信綱作詞の旧・熱海中校歌を歌う生徒たち=昭和町の起雲閣
信綱作詞の旧・熱海中校歌を歌う生徒たち=昭和町の起雲閣

 ■ゆかりの歌人顕彰

 熱海市内で晩年を過ごした歌人で国文学者の佐佐木信綱の偉業をたたえる「第45回佐佐木信綱祭短歌大会」(実行委員会主催)が8日、起雲閣で開かれた。選歌の講評と表彰、市立熱海中生徒による信綱作詞の歌の披露、講演などが行われ、市内外から詰め掛けた参加者たちが、信綱をしのんだ。

 信綱の孫で歌人の佐佐木幸綱さんは「信綱は『自分の一生は、みんなが歌を楽しんでくれるためにある』と言っていた」とあいさつした。熱海中は吹奏楽部員34人が出演して信綱作詞の旧・熱海中校歌や「夏は来ぬ」を斉唱し、幸綱さん作詞の現在の校歌「光る海」も歌った。

 短歌は中学生、高校生、一般の自由題、題詠「熱海」の4部門に計約880首の応募があった。選者は幸綱さん、幸綱さんの長男・頼綱さん、次男・定綱さんら歌人6人が務め、講評にも当たった。

 信綱は1944年に熱海に移り住み、西山町の「凌寒荘」で過ごした。大会は信綱の誕生日(6月3日)にちなみ毎年6月に開いている。

 【写説】信綱作詞の旧・熱海中校歌を歌う生徒たち=熱海市昭和町の起雲閣

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