「権現像、一つは伊豆山に」 学校を拠点とする会が講座―熱海

熱海版 2019年06月07日

岩本さん(左)の講話に耳を傾ける住民ら=伊豆山小
岩本さん(左)の講話に耳を傾ける住民ら=伊豆山小

 ■岩本さん由来、逸話解説 

 熱海市立伊豆山小と校区内の各種団体関係者でつくる「伊豆山子を語り学校を地域の活性化の拠点とする会」は5日、同校で「伊豆山歴史ミステリー2」と題して講座を開いた。児童や地域住民ら約20人が講話を通じて、地元の歴史を学んだ。

 郷土史研究家岩本直美さん(62)が講師を務め、伊豆山神社の所蔵品にまつわる由来や逸話を語った。岩本さんは伊豆山郷土資料館内の案内図を書いて示し、展示されている仏像や曼荼羅(まんだら)などを一つ一つ紹介した。

 南北朝時代の県有形文化財「銅造走湯権現立像」の特徴として、烏帽子(えぼし)とけさを身につけている点を指摘。「仏教と神道の側面を持つ権現にふさわしい姿。国内に現存する像は二つしかなく、一つが伊豆山にある」と語った。

 住民から「伊豆山と鎌倉幕府にゆかりのある話が聞きたい」と質問があり「頼朝が鶴岡八幡宮を整備した後、初代別当に伊豆山から祈祷(きとう)師の良暹(りょうせん)を招いた」と語ると驚きの声が上がった。

 【写説】岩本さん(左)の講話に耳を傾ける住民ら=熱海市の伊豆山小

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