消防団員先導で避難 伊豆山地区で土砂災害防災訓練―熱海

熱海版 2019年06月03日

消防団員の先導で避難地指定されている伊豆山小に避難する住民=同
消防団員の先導で避難地指定されている伊豆山小に避難する住民=同

 ■要配慮者の支援手順確認

 6月の「土砂災害防止月間」で訓練の全国統一日となった2日、県内27市町で土砂災害・全国防災訓練が一斉に行われた。土砂災害警戒区域などがある自主防災会が中心となって情報伝達、避難訓練を繰り広げ、住民の防災意識高揚を図った。

 熱海市では発達した梅雨前線の停滞に伴う豪雨で気象庁が土砂災害警戒情報を発表し、市が災害対策本部を設置して土砂災害の恐れがある地域に避難勧告を発令した―との想定で、伊豆山地区自主防災会が訓練を実施。市、市消防団、熱海署などと連携し避難勧告の緊急速報メール配信、情報伝達、避難地への避難などを行った。

 避難勧告を受けて住民は、消防団員の先導で避難地である市立伊豆山小グラウンドに次々と避難した。さらに福祉避難所となっている伊豆山の複合型介護福祉施設「伊豆海の郷」の協力で、要配慮者の搬送と受け入れ訓練を行い、避難所生活が困難な高齢者や障害者、乳児など要配慮者支援の手順を確認した。

 避難訓練終了後、伊豆山地区連合町内会の当摩達夫会長は「大雨で市の要請を受けて一昨年、昨年と避難所を開設したが、避難者は一昨年が3人、昨年はゼロだった。住民の危機意識を高めていく必要がある」と話した。

 【写説】消防団員の先導で避難地指定されている伊豆山小に避難する住民=熱海市

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