「熱海残照」の挿絵原画全43点を展示 本紙の連載小説―熱海

熱海版 2019年06月02日

本紙連載小説の挿絵原画が並ぶ松山さん(右)の企画展=起雲閣
本紙連載小説の挿絵原画が並ぶ松山さん(右)の企画展=起雲閣

 ■松山さん「色合い見て」

 熱海市昭和町の起雲閣で1日、市内に住む日本画家松山英雄さん(77)の挿絵原画展(伊豆新聞本社など後援)が始まった。本紙に連載した小説「熱海残照」の挿絵全43点が並び、来館者の目を引いている。7月28日まで。

 小説は第20回伊豆文学賞受賞作で、市内に住む会社経営中尾ちゑこ(本名・千恵子)さんが熱海を舞台に執筆した。本紙連載に当たり松山さんが挿絵を担い、実在する風物などもモチーフにして描いた。

 金泥をテーマ色にして残照を表現したというはがきサイズの原画を、連載紙面と対比させるようにして展示した。初日に鑑賞した70代の女性は「一枚ずつ丁寧に、力を入れて描いているのが分かる」と感想を話した。

 松山さんは「希望のあるエンディングに共感し、自然とともに生きること表現したいと思い描いた。原画ならではの色合いを見てほしい」と話した。

 小説と時代背景が重なる東日本大震災や、自然を題材にした日本画9点も出展した。会期中の29日午前11時からは、展示会場で松山さんと中尾さんがギャラリートークを催す。

 同展は入館料のみで鑑賞できる。問い合わせは起雲閣〈電0557(86)3101〉へ。

 【写説】本紙連載小説の挿絵原画が並ぶ松山さん(右)の企画展=熱海市の起雲閣

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