伊豆ツアー実施目指す プラン練り12月“本番”―熱海高3年生

熱海版 2019年05月16日

 ■地元企業協力 価格交渉、販売、案内も

 熱海高は本年度、ビジネス観光類型3年生の実習「高校生ホテル」の“営業”を停止し、新たに1泊2日の伊豆半島ツアーを実施する。「熱海高校生エージェント AHA!(アハ)プロジェクト」と銘打ち、生徒たちが地元企業の協力を得てプランニングから挑戦し、旅行商品として販売、12月の催行を目指す。

 ツアープランの考案はこれまでも同類型で実施していたが、実現させるのは初めてとなる。同プロジェクトでは、貸し切りバス旅行などを手掛けるニコーバス(下多賀)と連携。生徒たちはプラン作成から、訪問・宿泊先との価格を含めた交渉、パンフレット作成、販売、同行案内まで行う。

 ツアーの素案づくりは既に班ごとに進めていて、今月末に同社の担当者を迎えて発表し、助言指導を受ける。7月には写真・動画撮影を兼ねた下見を行い、9月に参加者募集、リハーサルを経て12月の“本番”を迎える。

 並行して「全国高等学校グローバル観光コンテスト」のインバウンド部門にも挑む。担当教諭は「さまざまな人と関わって企画を実現させることは、今後の生き方にもつながると思う。地域連携をより進めるきっかけにもなるといい」と期待する。

 高校生ホテルは同類型での学びの集大成として前年度まで3年間、下多賀のホテルを使って“開業”した。地域の基幹産業の宿泊業の担い手となる人材の育成を狙ったが、実施が3年の秋ということもあり「進路につなげるのが難しかった」(同校)。生徒たちの進路意識を高めつつ接客技術などを向上させ、地域が求める人材を育成する体制を整えるために“休業”を決めた。

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