温泉の恵みに感謝 走り湯神社例祭、洞窟前で湯汲式―熱海

熱海版 2019年05月15日

走り湯の湯だまりから温泉をくむ原宮司=伊豆山
走り湯の湯だまりから温泉をくむ原宮司=伊豆山

 熱海市の伊豆山温泉の元湯「走り湯」の守護神・走り湯神社の例祭が14日、同神社で開かれた。走り湯温泉組合(平川康組合長)の関係者ら約20人が参列し天与の恵みの温泉に感謝し、今後も永く湧出するよう祈った。

 神事に続いて走り湯の洞窟前で「湯汲(くみ)式」を行った。伊豆山神社の原嘉孝宮司が湯だまりから大きなひしゃくで湯をくむと、旅館関係者らが持参したたるなどに分け入れた。湯は参列者がそれぞれ持ち帰り、風呂に入れたり、神棚に供えたりする。

 平川組合長は「走り湯の維持、増強には課題があるが、皆さんと一緒に進めていきたい」とあいさつした。松本義広・伊豆山温泉組合長は「走り湯は伊豆一円の温泉の大本とも聞く。走り湯をはじめ伊豆山、熱海、伊豆の温泉がますます豊かになるように祈る」と語り乾杯の音頭をとった。

 走り湯は約1300年前に発見されたと伝わる全国でも珍しい横穴式源泉で、日本三大古泉の一つに数えられる。現在は73度の湯が毎分170リットル湧出しているという。

 【写説】走り湯の湯だまりから温泉をくむ原宮司=熱海市伊豆山

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