“天使の歌声”2000人魅了 ウィーン少年合唱団が熱海公演 

熱海版 2019年05月11日

公演に先立つあいさつに耳を傾ける児童たち=救世会館大ホール
公演に先立つあいさつに耳を傾ける児童たち=救世会館大ホール

 ■小中生も500人 「高音きれい」

 熱海市桃山町の救世会館大ホールで10日、「ウィーン少年合唱団熱海公演」が開かれた。市内外から集まった音楽ファン約1500人に加え、市内の小学6年生と中学2、3年生約500人が“天使の歌声”に酔いしれた。

 同合唱団の市内での公演は初めてで、有志でつくる実行委員会が主催し、2千席を用意。市などと共に後援した市教育委員会は、情操教育を狙いに児童生徒が一流の演奏を聴く機会を設けた。

 同合唱団はミサ曲の「おお、運命の女神よ」を皮切りに「美しく青きドナウ」など、アンコールを含め23曲を披露。上皇后さま作詞の「ねむの木の子守歌」や「ふるさと」といった日本の楽曲も演奏し、澄んだ歌声で満席に近い聴衆を魅了した。

 田中南さん(初島中2年)は「ハーモニーがきれいだった」、山口依里さん(第二小6年)も「声量がすごく、高音もきれいだった」と感想を話した。

 開催にあたり、グレゴール・チェルス・オーストリア駐日公使は「今年はオーストリアと日本の友好150周年で、ありがたいチャンス」などとあいさつした。

 ■オーストリア駐日公使迎え60人歓談 実行委が公演先立ちレセプション 

 ウィーン少年合唱団熱海公演を主催した実行委員会は公演に先立ち、熱海市桃山町のMOA美術館にオーストリア駐日公使を迎えてレセプションを開いた。市や各種団体関係者、協賛者ら約60人が集まり、和やかに歓談した。

 実行委の小椋郁乃代表は、今年日本で催される31公演のうち、熱海公演が唯一、日本とオーストリアの友好150周年記念事業の認定を受けたことを説明し「皆さんの温かい力添えで無事に公演を迎えることができた」とあいさつ。グレゴール・チェルス公使は「世界でよく知られる合唱団が熱海でもコンサートを開催できてありがたい」と話した。

 乾杯の音頭を取った斉藤栄市長は「市内の小中学生が授業の一環で聴く素晴らしい機会をつくってもらった」と感謝し「熱海とウィーン、オーストリアの交流がますます積み重なることを祈る」と語った。

 【写説】公演に先立つあいさつに耳を傾ける児童たち=熱海市の救世会館大ホール

 【写説】レセプションであいさつするチェルス公使(左手前)=熱海市のMOA美術館

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