地域貢献できる人材育成 熱海高が初の連携推進委

熱海版 2019年05月08日

専門家らの助言を受ける教職員=熱海高
専門家らの助言を受ける教職員=熱海高

 ■専門家招き方針協議 

 文部科学省の指定を受け、本年度から「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」に取り組む熱海高(生徒253人)はこのほど、第1回校内地域連携推進委員会を開いた。教職員がカリキュラム開発などの専門家と地域協働学習実施支援員を交え、これまで進めてきた地域と連携した学習活動を振り返り、本年度の取り組みについて協議した。

 同事業では県教育委員会、熱海市、市立多賀小・中、地元企業などとコンソーシアム(共同事業体)を構築し、“地域の課題に立ち向かい、地域のために貢献できる人材”の育成を進める。専門家として静岡文化芸術大准教授の船戸修一さん、支援員には市内に住む水野綾子さんを迎えた。

 第1回の委員会にあたり、石田金也校長は「あくまでも主役は生徒で、生徒の意識をどのように変容させていくかが根本にある。教員ができるのは、日常的な教育の現場で生徒たちに投げかけていくこと」と語り、協力を呼び掛けた。

 担当教諭が高校生ホテル、総合的な学習「熱高ラボ」「熱海ラボ」といった前年度までの取り組みを紹介した上で、本年度は教職員がグルーブごとに探究、教科、連携推進、評価開発について検討を進める考えを説明。一般教科でも地域連携を進める方針にも触れた。船戸さんは「目的や評価軸をどこに設定するかが大事。やるからには持続性も考えていく必要がある」などと指摘した。

 同委員会は月1回、開催する。1学期中にはコンソーシアム会議を立ち上げる。

 【写説】専門家らの助言を受ける教職員=熱海高

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