風疹の予防接種費など助成 熱海市、40~57歳男性対象に全額

熱海版 2019年04月09日

 ■独自制度に追加対策 無料クーポン券、夏ごろ配布

 熱海市は本年度から、風疹の予防接種を受ける機会のなかった40~57歳の男性を対象に抗体検査と予防接種の費用を全額助成する。国の予防接種法改正を受けた措置で、同市が独自に行っている成人の女性と配偶者らを対象とした助成制度に追加する形で風疹対策を強化する。

 関東地方を中心に患者が増えている風疹は、妊娠初期の女性がかかると赤ちゃんに難聴や心疾患などの障害が出る恐れがある。現在40歳未満の多くの人は予防接種法に基づく定期接種を受けているが、40歳以上は法的機会がなかったために全体の約20%の人が免疫を持たないとされる。

 同市では現在、出産を予定または希望する20~49歳の女性(妊婦を除く)と、妊娠している女性の20歳以上の配偶者や同居人、抗体が基準値未満の人を対象に予防接種の費用の一部を助成する独自の制度を設けている。国が3年間の時限措置で始めた全額助成は、同市の制度から漏れる人をカバーする。

 計画では抗体検査と予防接種がそれぞれ無料で受けられるクーポン券を対象者に送付。国と契約した医療機関であれば、どこでも検査と接種を無料で受けられるようにする。クーポン券配布は夏ごろを予定している。

 市健康づくり課の担当者は「妊婦と赤ちゃんを守ることに加え、自分と身の回りの人の健康を守る機会としてほしい」と話した。

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