昭和の雰囲気そのままに 古民家カフェきょうオープン―熱海

熱海版 2019年04月07日

友人らの協力を得て古民家カフェの開店準備に当たる石川さん(左)=熱海市上多賀
友人らの協力を得て古民家カフェの開店準備に当たる石川さん(左)=熱海市上多賀

 熱海市上多賀に建つ昭和の古民家がカフェに生まれ変わり、7日にオープンする。熱海、伊東市の病院や介護施設で栄養士として長年働いた石川邦枝さん(61)=下多賀=が営む「和(なごみ)」で、新しい時代を迎えるのを前にリノベーションを終え、開業にこぎつけた。石川さんは「日常を離れ、和んでもらえる店にしたい」と話す。

 ■上多賀で石川さん

 定年と大けがが重なり退職した後、パン作りに本格的に取り組み、パンのファンとなった友人の勧めもあって開業を目指した。店舗に選んだのは1952年建築の民家だった。約20年にわたり使われず、ツタの絡まっていた建物を借り、友人らの協力を得て昨秋から半年間かけて改修した。

 昭和の雰囲気をそのまま残した室内に、多賀湾を望む縁側を含め14席を設けた。メニューには国産小麦粉で手作りする生食パンとコロッケ、フレンチトースト、オリジナルブレンドのコーヒーなどを用意。コーヒーはサイホン式にこだわり、客が豆をひけるように複数のミルを備えた。

 石川さんは「この建物は定年後に飲食店を開きたいと言っていた夫(故人)の同級生の実家で、さまざまな縁がつながった」と話す。好きな字で店名に使おうと決めていた「和」が新元号に使われることも「縁に感じる」という。

 店は上多賀大川沿いで、金―月曜日午前11時~午後4時の営業。問い合わせは和〈携帯090(4860)0266〉へ。

 【写説】友人らの協力を得て古民家カフェの開店準備に当たる石川さん(左)=熱海市上多賀

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