児童見守りへ防犯カメラ 小学校通学路―熱海市

熱海版 2019年03月16日

人や車の往来が少なく人の目が行き届かない通学路。市は防犯カメラで児童の安全確保を進める=西山町
人や車の往来が少なく人の目が行き届かない通学路。市は防犯カメラで児童の安全確保を進める=西山町

 ■国のプラン受け市が新年度 7校区35カ所に設置

 熱海市は2019年度、市内小学校の通学路に防犯カメラを設置する。国が昨年取りまとめた「登下校防犯プラン」に基づく児童の防犯対策の一環。設置と運用開始は年度後半となる見通し。

 18年5月に新潟市で発生した児童殺害・死体遺棄事件を受けた同プランでは、全国の地方自治体に対し通学路の緊急合同点検の実施と多様な担い手による「見守り」の活性化、不審者情報の共有と迅速対応などの防犯対策強化が求められた。通達を受けて同市では18年7月、「周囲に目が少ない」「付近に助けを求められる住宅が少ない」「不審者事案が発生している」などの視点で各小学校が抽出した通学路41カ所を対象に市教育員会と学校、保護者、地域、警察が緊急合同点検を実施。うち学校周辺に家がある初島を除く7校区35カ所について、下校時に人通りや人家が少なく児童が危険にさらされる恐れがあるとして防犯カメラ設置を決めた。

 設置箇所は沿道の電柱などで、設置位置をはじめ詳細は4月以降詰める。カメラは録画機能付きとし、犯罪抑止効果を高めるため、カメラ付近に「防犯カメラ作動中」の表示板も掲出する。運用・管理は市教委が行う。

 市学校教育課の担当者は「市内でも児童に対する声掛け、カメラ撮影、わいせつ事案が発生している。防犯カメラ設置で犯罪を抑止し、子どもの安心・安全を図る」と話した。

 【写説】人や車の往来が少なく人の目が行き届かない通学路。市は防犯カメラで児童の安全確保を進める=熱海市西山町

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