東部火山群、整備、備蓄や危険区域想定を―熱海

熱海版 2019年03月07日

伊豆東部火山群の噴火に備えた砂防計画の原案を確認する関係者ら=熱海市の県熱海総合庁舎
伊豆東部火山群の噴火に備えた砂防計画の原案を確認する関係者ら=熱海市の県熱海総合庁舎

 ■県減災対策砂防計画検討会 原案示し意見交換

 県は6日、伊豆東部火山群の噴火に伴う土砂災害発生に備え、火山噴火緊急減災対策砂防計画検討会を、熱海市の県熱海総合庁舎で開いた。県が計画の原案を提示し、学識経験者、国や県の代表者、伊東市、伊豆市などの職員らが意見交換した。

 同火山群の噴火で発生する土砂災害(土石流)への減災を目的としたハード、ソフト両面の対策といった計画を原案として示した。平常時からの準備として、基幹的な砂防施設の整備、緊急対策用資機材の備蓄など、緊急時の対策では、リアルハザードマップによる危険区域の想定などを盛った。

 検討会は3年ほど前に活火山法が改正され、伊豆東部火山群(伊東市、伊豆市)が火山災害警戒地域に指定されたことを受け、これまで4回開いている。原案は前回示した素案に、修正を加えた。

 委員からは「有史以降の火山活動の概要で1998年以降は『静穏』ではなく『やや静穏』に表現するべき」「噴火シナリオの段階別の違いをはっきりした方が良い」など修正を求める意見が出た。

 県は出された意見を原案に反映させ、本年度中に砂防計画を策定する。会長の土屋智・静岡大名誉教授は「それぞれの立場で意見を出し合い、実りある会にしたい。今後も連携・協力し減災対策を進めて」と述べた。

 【写説】伊豆東部火山群の噴火に備えた砂防計画の原案を確認する関係者ら=熱海市の県熱海総合庁舎

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