国道135号の曽我浦橋 6億円かけ耐震性向上―熱海 

熱海版 2019年03月07日

8年越しの耐震化工事が9月にも完了する見通しとなった国道135号「曽我浦橋」=上多賀
8年越しの耐震化工事が9月にも完了する見通しとなった国道135号「曽我浦橋」=上多賀

■県の8年越し事業 9月までに全工程完了

 県が熱海市上多賀の国道135号で進めている「曽我浦橋」の耐震化工事が9月にも完了する見通しとなった。2011年度の調査に始まった8年越しの事業で、大地震にも耐え得る強固な橋に生まれ変わる。

 赤根トンネル北側、海岸の崖上にせり出すように架かる1970年落成の曽我浦橋は、伊東方面に向かう車線専用で全長92メートル。橋脚が鉄筋コンクリート、橋桁が鉄と鉄筋コンクリートを組み合わせた構造となっている。半世紀前の耐震基準で造られているため、強い揺れの地震で橋が落下する恐れがあることが分かり、総額約6億円を投じて耐震化を進めてきた。

 工事は橋脚1基につき2本だった地中のくいを新たに4本打ち込んで6本としたほか、橋脚を太くして耐震性をアップ。橋桁部分についても横揺れで桁が外れて落下しないよう改修した。現在は橋脚の基礎の強化を進めており、作業用の足場の解体を含めて9月までには全工程が完了する予定という。

 県熱海土木事務所の担当者は「長い期間、利用者には迷惑をかけたが、安心して利用してもらえるようになる」と話した。

 伊豆東海岸の大動脈である国道135号は災害時も重要な緊急道路と位置付けられており、県は引き続き道路施設の耐震化を進めていくとしている。

 【写説】8年越しの耐震化工事が9月にも完了する見通しとなった国道135号「曽我浦橋」=熱海市上多賀

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