119番、15カ国語に対応 熱海市消防本部がシステム導入

熱海版 2019年02月19日

インバウンド対応で15カ国語の通訳システムを導入する熱海市消防本部通信指令室=市消防庁舎
インバウンド対応で15カ国語の通訳システムを導入する熱海市消防本部通信指令室=市消防庁舎

 ■三者間の同時通訳可能

 熱海市消防本部は新年度、通信指令室に多言語対応三者通訳システムを導入する。電話通訳センターを介して外国人の119番通報者と指令員、通訳者の三者間同時通話を可能にするシステムで、英語、中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語など訪日外国人をおおむねカバーする15カ国語に対応し、外国人の安心につなげる。

 インバウンド対策として総務省消防庁が奨励し、全国の消防本部が現在導入を進めている。同本部の計画では、外国人または外国人のいる現場からの通報を受けた通信指令室が民間の電話通訳センターに通訳を依頼。指令員は通訳者を介して現場や傷病の内容、程度を確認し、救急車を派遣する。現場到着後も救急隊員が業務用スマートフォンを使って通訳者とやり取りし、必要な処置を迅速、適切に行えるようにする。

 導入にあたっては現在の通信指令室のシステムに機能追加し、民間のセンターと契約し5月ごろをめどに運用を開始する。

 市内における昨年の救急搬送件数は2875件、うち外国人は15件と件数こそ少ないが増加傾向にある。同本部は救急隊員が携行する業務用スマートフォンに多言語音声翻訳アプリを導入し、通信指令室のシステムには7カ国語対応の定型メッセージが発信できる機能がある。担当者は「外国人対応がさらに前進する。外国人が安心して過ごせる町にしたい」と話した。

 【写説】インバウンド対応で15カ国語の通訳システムを導入する熱海市消防本部通信指令室=熱海市消防庁舎

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