リゾートマンション、垣根越え情報交換、問題解決―熱海

熱海版 2019年02月09日

ホテルとともに大小のマンションが数多く林立する熱海市=東海岸町
ホテルとともに大小のマンションが数多く林立する熱海市=東海岸町

 ■管理組合役員有志 全国初、連絡協設立へ

 熱海市内のリゾートマンション管理組合役員有志が、連絡協議会の発会準備を進めている。効率的な管理運営に向けて、垣根を越えた情報交換や問題解決を図り、快適な居住環境と資産価値の向上につなげるのが狙い。関係者は「実現すれば全国初の事例」と意気込み、27日の準備委員会発会を経て1年以内の設立を目指している。

 発起人は熱海シティヴィ咲見町管理組合理事長の石井秀明さん(63)を中心に、市内中心地区や伊豆山にあるリゾートマンションの管理組合の役員6人。関係者によれば、温泉を備える市内のマンションの管理費、修繕費は他地区に比べて割高。日々の管理や修繕は組合が契約する管理会社に任せきりで、組合側のコスト意識も低いのが現状という。

 連絡協議会は組合の意識改革も含めて緊密なコミュニケーションを図り、より良い管理・運営の知見習得と管理コストの削減、さまざまな問題解決の場とすることが目的。NPO法人認定を目指しており、地域の町づくり、観光振興、環境保全に資する活動も計画している。

 27日午後1時半から銀座町のシェアオフィス「なえどこ」で開く準備委員会発足式では、市と熱海保健所などの担当者を迎えて温泉源泉の寿命と大規模修繕、温泉に起因するレジオネラ菌の対策に関する講演もある。参加自由で、多くの管理組合関係者の参加を期待している。

 石井さんは「低コストで資産価値を高める活動を進める。熱海への移住者を増やし、熱海の魅力を高めるお手伝いもしたい」と話した。同準備委員会アドバイザーで、マンション設計を数多く手掛ける建築家の守田昌利さん(73)=西山町=は「画期的な取り組みになる」と評した。

 【写説】ホテルとともに大小のマンションが数多く林立する熱海市=熱海市東海岸町

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