迷惑電話防止装置、予定50世帯、申し込み13世帯―熱海

熱海版 2019年02月01日

電話に接続して使用する迷惑・悪質電話防止装置=市役所
電話に接続して使用する迷惑・悪質電話防止装置=市役所

 ■番号表示サービス契約などハードルか

 熱海市が希望者に無償貸与している迷惑・悪質電話防止装置の申し込みが伸び悩んでいる。本年度は予定数50世帯に対し、1月末現在で申し込みは13世帯にとどまっている。市担当者は「利用するために電話番号表示サービスの契約や機器を自分で取り付ける必要がある。それがハードルになっているのではないか」と語る。

 対象は市内に住む65歳以上の人がいる世帯で、モニター調査への協力が条件。装置は自宅の固定電話に接続して使用する。過去に振り込め詐欺や悪質セールスなどに使用された迷惑電話番号リストから電話番号を判別し、「危険度順」に赤、黄、緑の光で知らせる。リストは自動で更新される。無償期間(3月末まで)終了後は月額400円で使用できる。

 昨年度は23世帯が申し込み、現在も9世帯が継続利用している。

 市の担当者によると、利用者からは「赤い光の電話には出なくていいと分かり、安心」「非通知の電話は気を付けて出ようと心掛けるようになった」などと声が寄せられている。「装置の設置を通じて、特殊詐欺被害防止の啓発につながっているのではないか」と話す。

 熱海署によると、昨年市内で発生した振り込め詐欺は暫定値で6件(前年比1件減)で被害額は約600万円。浅野祐史生活安全課長は装置について「自宅に鍵を掛けるように、電話にも鍵を掛けるイメージ。万能ではないが、怪しい電話を事前に察知できるかもしれない」と話している。

 【写説】電話に接続して使用する迷惑・悪質電話防止装置=熱海市役所

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