熱海版 2019年01月20日
「あたみ桜・糸川桜まつり」開催中の熱海市の糸川遊歩道で19日、阿波踊りグループ「湘南なぎさ連」(伊藤弘美連長)による練り歩きが行われた。笛や太鼓、三味線の音に合わせて繰り広げられる軽快な踊りが花見客の目を引いた。
神奈川県藤沢市を拠点に活動する連で、熱海市では2016年からビール祭りに出演している。桜まつりで踊るのは今回が初めてで、メンバーのうち熱海市内の男性を含む約50人が連なってドラゴン橋を経て遊歩道を練り、まつりを盛り上げた。
唯一の地元メンバーは「楽しく踊り、来年以降も桜まつりに出演できたらいい」と話し、リズムに乗って手足を動かした。ミス熱海が振る舞う桜茶を味わいながら踊りを見守った名古屋市の40代の女性は「阿波踊りを見るのは初めて。とても楽しそうでいい」と笑顔を見せた。
まつりは2月11日まで。期間中は土・日曜日と祝日に各種演奏会、大道芸などの催しと、出店、桜茶・緑茶のサービスがある。
問い合わせは市観光協会〈電0557(85)2222〉へ。
【写説】軽快な踊りを披露する湘南なぎさ連のメンバー=熱海市の糸川遊歩道