6地区の津波対策公開 防潮堤の高さなど―県熱海土木

熱海版 2019年01月08日

既存の防潮堤の高さを基本に、網代を除く市内5地区で津波対策の方針がまとまった熱海市。網代は防潮堤の高さで現在も調整が続いている
既存の防潮堤の高さを基本に、網代を除く市内5地区で津波対策の方針がまとまった熱海市。網代は防潮堤の高さで現在も調整が続いている

 ■網代はなお協議継続

 県熱海土木事務所は、熱海市内6地区における津波対策協議会の成案、検討経過などをホームページ上で公開している。

 県の第4次被害想定を受けて始まった同協議会は県と沿岸市町、地域住民が地域事情を踏まえた津波対策を話し合う場として2015年度に本格化。同市では泉、伊豆山、熱海、多賀、網代、初島でそれぞれ意見交換を重ね、網代を除く5地区で16年度までに方針を取りまとめた。

 県は沿岸の津波対策について、発生頻度が比較的高い「レベル1」には防潮堤、防波堤といったハード、ソフトの両面で、千年単位の周期で発生して甚大な被害をもたらす「レベル2」には避難重視のソフト対策を打ち出している。

 同市の各地区協議会ではレベル1に備えた施設整備について、既存の防潮堤の高さをベースにした対策を検討。泉・伊豆山、初島は新たな施設整備は行わず、熱海はレインボーデッキなど海抜6・6メートルの高さに整備された現在の防潮堤を維持する方向で決着。多賀は海の景観に配慮し、防潮堤の高さを低く抑えることを決めた。

 網代については検討開始から4年を経ても防潮堤の高さで意見がまとまらず、協議を継続中。現在連合町内会を中心に町内会ごとに異なる意見の集約を図っているが、見通しは立っていないという。

 県、市は成案がまとまった各地区から施設整備の概略設計、避難路整備、住民の意識啓発を図る訓練の実施などを進めている。

 同事務所の担当者は「ハード面の整備は予算を確保しながら着実に進めていく。網代については意見集約を見守っているが、防潮堤の高さを複数案示して議論してもらうことも考えたい」と話した。

 【写説】既存の防潮堤の高さを基本に、網代を除く市内5地区で津波対策の方針がまとまった熱海市。網代は防潮堤の高さで現在も調整が続いている

各地の最新の写真
伊東
伊東は高島礼子さんら 連続ドラマ「料理人ワタナベ」ゲスト発表
下田
現職と新人各7陣営、1超、少数激戦か 下田市議選予定者説明会
中伊豆
「地酒で乾杯条例」可決 最終本会議終了後にデモ―伊豆市議会
熱海
のぼり旗で静岡DCPR 機運盛り上げへ熱海市

最新写真特集

伊豆のひろば投稿
伊豆パワースポットめぐり
伊豆新聞&イズハピが贈る伊豆の観光情報紙「伊豆時間」 花半島伊豆 ちょっと早めの春をさがしに・・・(PDF)