水浴びせ新婚3組祝福―熱海・下多賀神社

熱海版 2019年01月04日

中高生が舞う踊りの輪の中に入って水役から海水を振り掛けられる新郎=下多賀の下多賀神社
中高生が舞う踊りの輪の中に入って水役から海水を振り掛けられる新郎=下多賀の下多賀神社

 ■「笑顔絶えぬ家庭築きたい」 

 熱海市下多賀の下多賀神社で2日、市指定無形民俗文化財「水浴びせ式」が厳かに行われた。昨年結婚した地元出身の3組を迎えて花婿に祝樽(たる)の海水を浴びせ、前途を祝福した。

 新婚夫婦の家内安全、子孫繁栄を願って下多賀鹿島水浴びせ踊り保存会(梅原勝会長)が正月に行っている伝統行事。今年は下多賀の冨岡忠雄さん・由美さん、梅原宏安さん・尋子さん、伊豆の国市の小松一行さん・明恵さんを迎えた。

 式では本殿で神事を執り行った後、境内で保存会の会員が「水浴びせ唄」を歌い、濃紺の着物に角帯、小刀を着けた地元の中高校生男子15人が輪になって水浴びせ踊りを奉納した。この間、花婿が一人ずつ輪の中に進み、「水役」と呼ばれる若衆がクマザサの葉に含ませた海水を振り掛けた。境内に詰め掛けた家族や住民は厳かな式をじっと見守り、新婚の門出を祝った。

 祝福を受けた団体職員梅原宏安さん(35)は「私も保存会の会員で、皆に、神様に祝福されたいと願っていたので嬉しい。静岡市から嫁いでくれた妻を幸せにし、笑顔の絶えぬ家庭を築きたい」と決意を語った。

 【写説】中高生が舞う踊りの輪の中に入って水役から海水を振り掛けられる新郎=熱海市下多賀の下多賀神社

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