幼児の教育研究発表会、51回で終了―熱海

熱海版 2018年11月08日

実践した環境づくりについて紹介する教諭=伊豆山小
実践した環境づくりについて紹介する教諭=伊豆山小

 ■幼稚園減やこども園新設 今後、各園で研修実施

 熱海市の幼稚園教育研究会が半世紀にわたり開いてきた「幼児の教育研究発表会」はこのほど、市立伊豆山幼稚園で実施した第51回発表会で幕を閉じた。同研究会は前年度で終了し、機能は市立幼稚園園長会や副園長会に引き継がれた。統合や休園、廃園による市立幼稚園の減少と、19年度の市立認定こども園の新設に伴うもので、今後は各園で園内研修に取り組み、よりよい幼児教育を目指す。

 発表会は年1回、市内幼稚園が取り組む研究実践の成果を披露する会で、公開保育や研究発表などを通じて市内の教職員らが研さんを深めてきた。

 市教育委員会学校教育課の野崎久美子指導主事によると、同研究会は実践を通じた保育技術の修養を目指し、1967(昭和42)年に発足。同年に発表会をスタートさせた。野崎指導主事は「今後1、2年で就学前の教育研究の体制を整えていきたい」と話した。元会長の岩崎晴美緑ガ丘幼稚園長は「子ども一人一人の成長のため、各園の教職員はこれからも保育技術を磨いていく」と語った。

 ■意欲引き出す環境実践 伊豆山幼で発表会、園庭で遊ぶ姿など公開

 熱海市立伊豆山幼稚園(中西直美園長、園児18人)でこのほど、「第51回幼児の教育研究発表会」が開かれた。市内幼稚園や小学校の教職員ら約40人が参加し、伊豆山幼稚園の公開保育や研究発表から、幼児教育への理解を深めた。

 同園のテーマは「『やってみたい』がうまれ『やってみよう』につながる保育」で、園児の意欲や自立心を引き出す環境づくりを実践した。全園児がグラウンドで鬼ごっこで遊ぶ姿などを公開し、教諭たちは園児の様子を見守った。

 研究発表は各学年で取り組んだ事例を解説した。3歳児では、ドングリを床に転がす遊びから、廃材を使った“ドングリコースター”作りに発展、主体性のある遊びを通じて交流が増えた様子を紹介した。

 【写説】実践した環境づくりについて紹介する教諭=熱海市の伊豆山小

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