信長収集の茶道具など90点 MOA美術館で特別展始まる―熱海

熱海版 2018年10月06日

南蛮美術の名品が並ぶ特別展=MOA美術館
南蛮美術の名品が並ぶ特別展=MOA美術館
特別展で自身の写真作品を解説する杉本さん(右)=MOA美術館
特別展で自身の写真作品を解説する杉本さん(右)=MOA美術館

 ■天正遣欧少年使節が見た光景 足跡たどる写真、資料も

 熱海市桃山町のMOA美術館で5日、リニューアル記念特別展「信長とクアトロ・ラガッツィ 桃山の夢と幻+杉本博司と天正少年使節が見たヨーロッパ」が始まった。世界的に活躍する現代美術作家・杉本博司さんが天正遣欧少年使節(クアトロ・ラガッツィ)の足跡をたどって撮影した写真、同使節の関係資料、同じ時代に織田信長が収集し今に伝わる茶道具など約90点を展示した。初日は杉本さんが自作を解説し、評論家山田五郎さんと対談も行った。

 同美術館の大規模改修に際し設計を担った杉本さんは、国内初公開作を含め24点を出展した。制作のきっかけを交え「少年使節と視点を重ね、少年たちが見た建物や光景を撮ってみたら現代人にとってフレッシュな視点が得られるのではと考えた」と意図を説いた。

 今回展は信長ゆかりの茶道具の大半を一堂に集めた。茶壺、茶わんに加え、「織田信長自筆感状 与一郎宛」といった重文が並ぶ。また潜伏キリシタンに秘蔵された重文「聖フランシスコ・ザビエル像」や、少年使節が持ち帰った「黄金の十字架」などの南蛮美術の名品を展示した。

 11月4日まで。関連企画で、27日には新作能「天正少年使節」を催す。

 問い合わせはMOA美術館〈電0557(84)2511〉へ。

 【写説】南蛮美術の名品が並ぶ特別展=熱海市のMOA美術館

 【写説】特別展で自身の写真作品を解説する杉本さん(右)=熱海市のMOA美術館

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