大震災契機の交流続く 宮城の奉仕団体―熱海

熱海版 2018年09月05日

つくしの会から贈られたお手玉で遊ぶ園児たち=MOAあたみ幼児学園
つくしの会から贈られたお手玉で遊ぶ園児たち=MOAあたみ幼児学園

 ■MOA幼児学園にお手玉

 熱海市のMOAあたみ幼児学園に、今年も宮城県亘理町の奉仕団体「つくしの会」から贈り物が届いた。東日本大震災をきっかけに生まれた交流が続き、毎年届くキーホルダーやクリップといった手作りの品が園児を喜ばせている。

 2011年の大震災発生以降、同園は前身のMOA熱海保育園のころから職員が宮城県に出向き、被災地支援のボランティアをしている。活動の中、同会の小野寺鈴子代表らと出会い交流が始まった。

 今年届いたのは赤、緑と色鮮やかなお手玉約60個。園児たちは童歌などと一緒に昔ながらの遊びを楽しむ。東山仕奉奈ちゃん(6)は「お手玉を使った遊びはあまりしたことがなかった。とても楽しい」と満面の笑みを浮かべた。

 同会は地元の小学校や保育園で生け花、茶道体験などのワークショップを実施している。支援してくれる人たちへの恩返しとして、子どもたちが喜ぶ手作りの品を贈り始めたという。同町の特産品であるイチゴ、リンゴなどの形をした物を多くしていて、小野寺代表は「楽しく遊びながら亘理町や震災のことを少しでも知ってほしい」と思いを語る。

 佐伯弘美園長は「こうしたつながりが続くのはとてもうれしい。子どもたちに被災地の現状をしっかりと伝えていきたい」と話した。

 【写説】つくしの会から贈られたお手玉で遊ぶ園児たち=熱海市のMOAあたみ幼児学園

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