屋上に津波避難スペース 南熱海支所の改築工事―熱海市

熱海版 2018年09月05日

消防署出張所部分を残して解体工事が始まった南熱海支所=下多賀
消防署出張所部分を残して解体工事が始まった南熱海支所=下多賀

 ■来年10月に完成、開所 

 熱海市は下多賀にある南熱海支所・市消防署南熱海出張所の改築工事に着手した。完成、開所は来年10月の予定。新支所の屋上には津波一時避難スペースを確保し、南熱海地区における行政サービスと消防、防災の拠点として機能充実が図られる。

 旧支所・出張所が1966年の落成から半世紀以上経過し、老朽化が著しく耐震性能も劣ることから市が現在地(敷地面積710平方メートル)への改築を決めた。新支所・出張所は鉄骨造り4階建て延べ床面積903平方メートル。1階に普通車など13台収容の駐車場、2階に消防署出張所、3階に市支所と図書コーナー、4階に町内会活動や住民の生涯学習活動の利用を想定した調理設備付き会議室を備える。正玄関は2階。エレベーターと屋外階段が付き、屋上は津波の一時避難スペースとなる。総事業費は約7億7千万円。

 支所機能を南熱海マリンホールに一時移して行われている改築工事では、国道135号に面した出張所部分を切り離して建物を解体。跡地に新施設を建設する。消防業務は残した施設で継続し、完成後、支所とともに新庁舎に移転する。

 市の担当者は「新庁舎は利用者の安心・安全が図られ、利便性が大きく向上する施設になる」と話した。

 【写説】消防署出張所部分を残して解体工事が始まった南熱海支所=熱海市下多賀

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