「花火、自分なりに表現」 写真家早津さん―熱海

熱海版 2018年08月03日

熱海をはじめ各地で花火のある風景を捉えた写真が並ぶ早津さん(右)の作品展=起雲閣
熱海をはじめ各地で花火のある風景を捉えた写真が並ぶ早津さん(右)の作品展=起雲閣

 ■各地で撮影80点展示

 熱海市昭和町の起雲閣で2日、花火写真家早津明彦さん(73)=埼玉県日高市=の作品展「花火のある風景」が始まった。熱海海上花火大会を中心に、新潟、埼玉、福島など各地で捉えた花火の写真約80点が並び、来館者の目を引き付けている。

 花火写真家の草分け的存在で、54年前に風景写真の撮影で伊豆を訪れた帰り、電車の窓から偶然目にしたことをきっかけに、熱海の花火のとりこになったという。以来、熱海をはじめ全国各地で花火を撮り続けている。

 起雲閣での作品展は初めて。伊東市の冬花火、下田市の黒船祭海上花火大会の写真も並べた。半数以上は熱海海上花火大会の写真で、あえて電柱やビルを入れて生活感を取り込んだ作品を出展した。早津さんは「自分の目で見て、心で感じ、そしゃくして自分なりの表現をした」と話す。

 群馬県伊勢崎市から訪れた諏訪仁美さん(58)は、実家のある同県高崎市の祭りを捉えた写真を見つけ「地元の写真があってびっくりした」と喜び、夫の幸男さん(63)は「今度は本物の熱海の花火を見てみたいと思った」と話した。

 9月29日まで。時間は午前9時~午後5時。水曜日は休館。入館料(大人510円、中学・高校生300円)のみで観賞できる。

 【写説】熱海をはじめ各地で花火のある風景を捉えた写真が並ぶ早津さん(右)の作品展=熱海市の起雲閣

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