姫の沢公園陶芸センター「生涯教育の場、存続を」―熱海

熱海版 2018年07月12日

 ■市民グループ、市に要望 「熱海焼」創出も提案 

 熱海市の姫の沢公園内・陶芸センターの存続を願う市民有志のグループが11日、666人分の署名を添えて要請書を同市に提出した。同センターを「熱海での生活を充実したものにしてくれる生涯教育の場であると同時に、重要なコミュニティー形成の場」として存続を求めた。

 同センター陶芸教室の生徒有志でつくる「姫の沢陶芸教室の存続を求める集い」で、柳諒子さん(74)ら代表2人が市役所を訪れ、西島光章・観光建設部長に手渡した。

 要請書には▽建物を調査し耐震基準を満たしていない場合は耐震補強する▽陶器市を開き運営費の一助とする▽熱海の土を使った熱海焼をプロデュースする―といった提案も盛り込んだ。

 6月上旬にも要望書を提出していて、今回要請書に添えた署名はその後約1カ月をかけて集めた。関心を持つ別荘所有者、移住希望者らも含むという。柳さんらは提出後、「陶芸ができる環境を住まうまち熱海の“売り”にしたらどうか。センターを存続させることは、将来の市民のためにもなると思う」と話した。対応した西島部長は「(担当の)公園緑地課だけでなく生涯学習の面からも検討したい」と語った。

 同センターは1978年に開館し、行楽客の体験や市民の生涯学習の場として陶芸教室を開いてきた。施設の老朽化もあり、2019年度からの指定管理者を公募するにあたり、市は陶芸センターの運営を条件に盛り込まなかった。陶芸教室は今月で終了し、同センターも閉館となる。

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