ふれあい作業所、利用者工賃7000円アップ―熱海

熱海版 2018年07月11日

主力事業の瓶の選別作業に精を出す利用者。昨年の月額平均工賃は前年度比約7千円アップの4万6千円を実現した=網代の熱海ふれあい作業所
主力事業の瓶の選別作業に精を出す利用者。昨年の月額平均工賃は前年度比約7千円アップの4万6千円を実現した=網代の熱海ふれあい作業所

 ■17年度は4万6000円「今後、独自商品開発に力」 

 熱海市網代の障害者就支援施設「NPO法人熱海ふれあい作業所」(荻沢洋子理事長、利用者17人)は10日までに、2017年度に利用者へ支払った月額平均工賃が4万6657円だったと公表した。B型施設としては県内トップだった前年度実績から約7千円アップ。市内の旅館と雇用契約を結び、利用者の派遣を始めた施設外就労などが好成績につながった。

 工賃の原資となる同作業所の事業は市から全量処理の委託を受けている空き瓶の選別、自主事業として行うアルミ缶回収と処理、土産物の検品と包装の請負作業など。昨年度は市の支援を受けて始めた旅館・ホテルでの施設外就労が年度途中から軌道に載り、旅館1社と雇用契約を結んで事業の充実を図った。

 結果、実働する利用者に支払われる工賃がアップ。16年度実績の3万9720円から6937円、率にして17・5%増を達成した。

 同作業所は一般事業所への就労を目指すB型施設としては16年度まで6年連続で県内トップにある。県による最新の工賃実績は未公表だが、17年度もトップクラスとなったことは確実とみられる。

 荻沢理事長は「障害者年金と合わせた利用者の収入は月額10万円程度と自立した生活にはほど遠い。国からの給付や寄付金に頼った職員給与も低レベルにある。今後はオリジナル商品の開発などに力を入れて一層の工賃アップと、職員の待遇改善に努めたい」と話した。

 【写説】主力事業の瓶の選別作業に精を出す利用者。昨年の月額平均工賃は前年度比約7千円アップの4万6千円を実現した=熱海市網代の熱海ふれあい作業所

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