熱海国際映画祭、4日間の祭典閉幕

熱海版 2018年07月03日

静岡・熱海ロケーション賞受賞の喜びを語るア・ラ・カルトの4人=和田浜南町の熱海後楽園ホテル
静岡・熱海ロケーション賞受賞の喜びを語るア・ラ・カルトの4人=和田浜南町の熱海後楽園ホテル

 ■最高賞は「ザ・レセプショニスト」 市舞台「熱海のやまぼうし」も

 「熱海国際映画祭」(実行委員会主催)は最終日の1日夜、国際公募部門の授賞式が熱海市和田浜南町の熱海後楽園ホテルで開かれ、最高賞のグランプリには「ザ・レセプショニスト」(英国)が輝いた。静岡・熱海ロケーション賞は招待作品部門から同市を舞台にした「熱海のやまぼうし」(韓国)が受賞。計16賞の発表と表彰が行われ、4日間にわたった祭典が閉幕した。

 ザ・レセプショニストは英国ロンドンの風俗マッサージ店の受付で働く台湾人女性留学生の視点でさまざまな人間模様を描いた。講評で岡田裕審査員長(映画プロデューサー)は「社会性のあるドラマで、店で働く女性らが実に細やかに描かれており感動した」と述べた。

 熱海のやまぼうしは同市を拠点に活動するKポップ歌手と韓国人芸妓(げいぎ)を軸にしたラブストーリー。主演を務めたKポップ4人組「ア・ラ・カルト」のオソンさんは「熱海国際映画祭の発展を願っている」などと喜びを語った。

 この他、袴田事件の再審請求が棄却された袴田巌さん(82)のドキュメンタリー映画「48year―沈黙の独裁者」が特別賞を受賞した。

 授賞式には実行委員長の斉藤栄市長、土屋優行副知事、審査員を務めた映画監督の行定勲さん、ホ・ジノさんをはじめ国内外の業界関係者、公募部門の映画製作者、出演者らが出席。各賞受賞者をたたえ、交流を深めた。

 同映画祭では国際公募部門に世界89の国と地域から1508点の未公開作品の応募があり、事前審査で選抜したコンペ部門36本を含む計約80本を市内8会場で上映した。映画製作者のトークイベント、コンサートなども繰り広げた。

 実行委によると、4日間の延べ入場者数は5160人だった。

 【写説】静岡・熱海ロケーション賞受賞の喜びを語るア・ラ・カルトの4人=熱海市和田浜南町の熱海後楽園ホテル

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