熱海国際映画祭、行定さん―ホさん、日韓監督が対談

熱海版 2018年07月02日

恋愛映画製作の極意を語る行定監督(中央)とホ監督(左)=中央町の熱海芸妓見番歌舞練場
恋愛映画製作の極意を語る行定監督(中央)とホ監督(左)=中央町の熱海芸妓見番歌舞練場

 ■ラブストーリーの極意語る

 「熱海国際映画祭」(実行委員会主催)の審査員を務めた映画監督行定勲さん(49)と、韓国の同ホ・ジノさん(54)のトークイベント「恋愛映画の作り方」が30日夕、熱海市中央町の熱海芸妓(げいぎ)見番歌舞練場で開かれた。日韓両国を代表する恋愛映画の“巨匠”がラブストーリーの極意を熱く語った。

 行定さんは2001年の「GO」で第25回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞。04年の「世界の中心で、愛をさけぶ」は興行収入85億円の大ヒットとなった。ホさんは「八月のクリスマス」「四月の雪」などの作品で知られる。

 2人がメガホンを取った恋愛映画に共通しているのは男女に立ちはだかる「障害」。行定さんは「障害があるからこそ美しく深くなる。手をつなぎたくてもつなげない男女を描きたい」と語った。ホさんは「距離のある恋愛が好き」と応じ、身近な人の体験に基づくリアルな描写などの製作手法を明かした。

 尊敬し、刺激し合っているという2人のユーモアたっぷりの対談に若手映画製作者、ファンは興味津々の様子で聞き入った。同映画祭コンペ部門に短編映画を出品した東京の田岡真美さん(45)は「製作者の一人として励みになる」と語った。

 【写説】恋愛映画製作の極意を語る行定監督(中央)とホ監督(左)=熱海市中央町の熱海芸妓見番歌舞練場

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