築城石切り出した痕跡など見学 初島ジオツアーに11人―熱海

熱海版 2018年06月05日

江戸城築城のために切り出された溶岩の伊豆石を見学する参加者=初島
江戸城築城のために切り出された溶岩の伊豆石を見学する参加者=初島

 ■ジオネット、世界認定記念し企画

 ATAMIジオネットワーク主催の「熱海ジオガイドツアー」が4日、初島で行われた。県内外から11人が参加し、火山活動や地震などの地殻変動で形成された初島のジオサイトと美しい海岸風景を見て歩いた。

 伊豆半島ジオパークの世界認定を記念して企画した。市内をはじめ神奈川、埼玉から「伊豆が好き」「ジオパークに興味がある」と語る人たちが参加した。講師は同ネットワークの北島鉄修会長、ジオガイドの石川彰さんが務めた。

 熱海港から旅客船で初島に渡った参加者は、波で削られた平らな海底が隆起し、1923年の関東大地震で約1・8メートル隆起して初島が現在の姿になったと解説する石川さんの話に興味津々。フィリピン海プレートのへりにあり、すぐ西が深さ1500メートルの相模トラフに落ち込む崖となっているという特異な立地に驚きの声を上げた。

 ツアーではこのほか、海岸に転がる巨大な熔岩の塊、江戸城築城のために熔岩でできた伊豆石を切り出した痕跡など、1周約4キロの初島の見どころを巡った。

 小田原市から参加した自営業岡田圭司さん(58)は「30年ぶりの初島で、熔岩などジオパークの痕跡が見られて良かった」と感想を語った。ガイドの石川さんは「何もない島のようだが、大きな地殻変動で形づくられたことを知れば初島を2倍、3倍楽しめるはず」と話した。

 【写説】江戸城築城のために切り出された溶岩の伊豆石を見学する参加者=熱海市の初島

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