関東大震災殉職警官の顕彰碑建立へ準備進む―熱海

熱海版 2018年05月08日

石碑に刻む文章を確認する「関東大震災 相羽巡査顕彰之碑の会」のメンバーら=伊豆山神社
石碑に刻む文章を確認する「関東大震災 相羽巡査顕彰之碑の会」のメンバーら=伊豆山神社

 ■地元有志の会、8月に除幕式、寄付金募る

 熱海市の伊豆山地区で関東大震災の際、被災者救護中に殉職した警察官の顕彰碑建立に向けて準備を進める地元有志の会はこのほど、伊豆山神社で会議を開き、8月27日に除幕式を行うことを決めた。碑文の案も固めた。同月中旬の建立を目指し、広く寄付金を募りながら活動を進める。

 地元町内会長、同神社関係者ら有志でつくる「関東大震災 相羽巡査顕彰之碑の会」で、今年2月に発足した。碑に刻む文案の作成には奥田交治・熱海署長が協力した。

 碑文は1923年9月1日の地震発生後、同神社の参道階段で住民の避難誘導、救護活動に当たっていた熱海警察分署の相羽清重巡査が、2度目の激震で倒壊した鳥居の下敷きになり、37歳で殉職したことを伝える内容。高さ1メートル、幅50センチの黒御影石に刻み、上部には相羽巡査の遺影を彫った石をはめる。高さ27メートル、幅60センチの台座の上に据え、参道階段に残る鳥居の土台の5メートルほど上段に建てる。

 会議では文案を確認し、石材店が用意した石碑の実物大のサンプルを見ながら、文字の配置などについて意見を交わした。除幕式は相羽巡査の遺族を迎え、震災から95年の節目を前に開く。同会の大舘節生会長は「顕彰碑は地域住民を守ってくれた相羽巡査への感謝の気持ちを込めて建立する。皆さんの協力を得ながら準備を進めていきたい」と話した。

 寄付など、問い合わせは事務局の中田剛充さん〈電0557(80)5856〉へ。

 【写説】石碑に刻む文章を確認する「関東大震災 相羽巡査顕彰之碑の会」のメンバーら=伊豆山神社

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