児童発達支援センター、旧上多賀幼、来月にも着工―熱海市

熱海版 2018年04月17日

熱海市が近く児童発達支援センターとして整備する旧上多賀幼稚園=上多賀
熱海市が近く児童発達支援センターとして整備する旧上多賀幼稚園=上多賀

 ■来年4月開所へ 保護者相談にも対応 

 熱海市は近く、3月で廃園となった市立上多賀幼稚園の施設を活用した児童発達支援センターの整備工事に着手する。開所は来年4月を予定している。

 児童福祉法に基づく同センターは障害のある未就学児が通い、療育や生活の自立のための支援を受ける施設で、全国の自治体で整備が進んでいる。同市では2016年度、休園中の市立網代幼稚園の教室を活用し、同センターの一部機能を担う療育教室「IPPO(いっぽ)あじろ園」を設置。発達障害とその疑いのある2歳以上の未就学児を対象に生活習慣や集団生活の指導、訓練を通した発達の支援を行っている。新設するセンターは、同園の機能も取り込み、制度にのっとった発達支援施設となる。

 整備工事では鉄筋コンクリート造り平屋建て439平方メートルの旧上多賀幼稚園施設の内部を中心に改修し、訓練室、遊戯室、相談室、調理室などを整備。利用児童の訓練に加え、保護者の相談にも十分対応できる施設とする。事業費は約5500万円。

 5月にも着工し、9月ごろの完成を予定している。その間、施設を運営する指定管理者の公募、選考を実施し、市議会の議決を得て指定管理者を最終決定する。利用定員は20人の計画で、新センター開所に伴い、IPPOあじろ園は役割を終えて閉園となる。

 市社会福祉課の担当者は「子どもには大きな伸びしろがある。早めで適切な支援を行うことで子どもを伸ばしてあげられる施設にしたい」と話した。

 【写説】熱海市が近く児童発達支援センターとして整備する旧上多賀幼稚園=上多賀

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