風物の日本画や百人一首の書画 松山さん夫妻が作品展―熱海

熱海版 2018年04月15日

日本画と書が並ぶ松山さん夫妻の作品展=熱海市の起雲閣
日本画と書が並ぶ松山さん夫妻の作品展=熱海市の起雲閣

 熱海市下多賀の日本画家松山英雄さん(77)、書家で日本画家の幽紫(本名・笑子)さん夫妻の作品展が、昭和町の起雲閣・企画展示室で開かれている。四季の富士や身近な風物を題材にした英雄さんの日本画22点と、百人一首の世界を独自に表現した幽紫さんの書画8点が“共演”し、来館者の目を引き付けている。

 起雲閣ではそれぞれの個展に互いに賛助出品してきたが、「二人展」は初めて。前年度の県芸術祭美術部門での入賞作「海想(かいそう)」や、東日本大震災の津波に耐えた岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」を題材にした作品などを展示した英雄さんは「伝統の技術を生かしながら新しい日本画を模索している。日本の文化を感じてもらえたらうれしい」と話す。

 幽紫さんは百人一首の歌人の肖像画に和歌の書を添えて出展したほか、小野小町、在原業平といった歌人の表情を捉えた日本画も並べた。「歌から詠み手を想像して肖像を描いている。百人一首の世界の楽しさ、奥深さが伝わるといい」と語った。

 同展は5月31日まで。水曜休館。入館料(大人510円、中学・高校生300円)のみで観賞できる。

 【写説】日本画と書が並ぶ松山さん夫妻の作品展=熱海市の起雲閣

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