就労支援事業所、多賀屋別邸の活動知って 24日イベント―熱海

熱海版 2018年04月12日

菓子の箱折りなど、それぞれに応じた仕事を担う「多賀屋別邸」=上多賀
菓子の箱折りなど、それぞれに応じた仕事を担う「多賀屋別邸」=上多賀

 ■弁当、菓子作り体験など 

 環相模湾経済パートナーシップ協議会は24日、就労継続支援B型事業所として運営する熱海市上多賀の鳥料理専門店「多賀屋別邸」で、障害者対象の体験イベントを初開催する。オリジナル弁当・土産用菓子作りなどの体験と試食が中心で、事業所の活動の周知を図り、より多くの利用につなげたい考え。同協議会の横松誠代表は「利用者を増やし、事業の幅も広げて、利用者の工賃アップにつなげていきたい」と話す。

 同協議会は市内外の飲食事業者と福祉関係者らで昨年2月に立ち上げ、4月以降同店を就労継続支援事業所として飲食事業に加え、駅弁・土産菓子を開発・製造する熱海活性化プロジェクトを展開する。いなりずし弁当「熱福(あたふく)」は熱海ブランド商品に認定され月平均で200箱、菓子「アタミガレット・バターシャトン」も月平均350箱を売り上げるなど、順調に推移してきた。

 利用の登録者は現在、熱海、伊東両市の30~60代の12人。開店準備や調理補助、菓子の箱詰め作業などに当たる。30代の男性は「雰囲気が良く、リラックスして働くことができる」と笑顔を見せる。これまでの利用者の中には4カ月ほど店で働き、ファストフード店での勤務につながった20代の女性もいたという。

 本年度は宿泊施設でのベッドメーキングや清掃といった派遣事業も展開していく計画で、横松代表は「この店で働くだけでなく、障害者が地域に出て、地域に貢献できるようにしていきたい」と意気込みを語る。

 体験イベントは午後1時~3時半の開催で、障害者の家族、支援者らも対象に含む。定員30人。参加無料で気軽な参加を呼び掛けている。

 問い合わせは同協議会〈電0557(52)6465〉へ。

 【写説】菓子の箱折りなど、それぞれに応じた仕事を担う「多賀屋別邸」=上多賀

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