日金山霊園に納骨堂完成 骨使用受け付けを開始―熱海

熱海版 2018年04月06日

骨つぼ108体と合祀400体を納めることができる納骨堂=伊豆山の日金山霊園
骨つぼ108体と合祀400体を納めることができる納骨堂=伊豆山の日金山霊園

 ■墓への市民の不安に対応

 熱海市伊豆山の公益財団法人熱海日金山霊園(尾崎匡理事長)が園内に整備を進めていた納骨堂が完成した。宗教を問わずに安価な料金で使用できる同霊園初の納骨堂で、使用申し込みの受け付けも始まった。

 施設は石造り約6平方メートルで、特定の宗教色を排した落ち着いた造りとなっている。内部には骨つぼ108体と、お骨をまとめた合祀(ごうし)400体を納めることができる。整備費は約1300万円。

 永代使用料は5年間の骨つぼの納骨を経て合祀に移行するプランで30万円、2体目から20万円。最初から合祀の場合は20万円となる。追加料金で骨つぼの納骨期間を延長することもできる。管理料は必要ない。

 同市と伊豆箱根鉄道が出捐(出資)し1991年に開所した同霊園は面積約5万3千平方メートル、総区画数2666。同市が2015年に行った墓地に関するアンケートでは、高額な墓の購入費用、将来の維持管理に不安を抱く市民が多いことが浮き彫りとなり、同財団が整備に踏み切った。

 担当者は「完成前から問い合わせが15件ほどあり、関心が高いことが改めて分かった」と語り、納骨堂によって墓の維持管理に不安を抱く人のニーズに応えていきたいとしている。

 【写説】骨つぼ108体と合祀400体を納めることができる納骨堂=伊豆山の日金山霊園

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