4月に県道、市道入れ替え 車流入で一時まひも―熱海

熱海版 2018年01月09日

新しい県道熱海大仁線として県に移管される市道池田楠ケ洞線の起点交差点=下多賀
新しい県道熱海大仁線として県に移管される市道池田楠ケ洞線の起点交差点=下多賀

 ■地域の道路事情改善へ

 熱海市下多賀地区を走る県道熱海大仁線と市道の一部区間が4月1日から、管理移管される。道路幅が広い市道が新しい熱海大仁線となり、地域の道路事情が改善する。県と市は現在、移管に向けた道路整備などの準備を始めている。

 熱海大仁線は住宅密集地にあって幅員が狭く、高さのないJR伊東線のガードもあって拡幅工事は進んでいない。一方、マックスバリュエクスプレス熱海多賀店前交差点を起点に、山間部で熱海大仁線に接続する市道池田楠ケ洞線などは一部中央線もあって道路幅が広く余裕がある。カーナビでは国道、県道など上位道路を優先して案内するケースが多く、下多賀地区ではカーナビに従って行楽車や大型車が県道に流入し、すれ違いもできずに通行が一時まひすることがあった。

 移管は対策を求める地域住民の要望を受けて、県熱海土木事務所と市が2009年度から検討を開始。昨年3月に県道の約2キロと市道の2・4キロの各区間を移管する覚書を締結した。県道と市道の移管は県内で初めてで、全国でも珍しい事例という。

 移管に向けて県ではカーナビ関係団体に下多賀地区の道路案内の見直しを要請し、移管情報を発信。今後は新しい道路案内標識、県道、市道の道路改修などを進めていく。沿線住民に対しては市とともに、道路占用許可申請の呼び掛けなどを始めている。

 【写説】新しい県道熱海大仁線として県に移管される市道池田楠ケ洞線の起点交差点=下多賀

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